Japanische Klassiker mit Furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 51.117 Zeichen · 103 Bildschirme
五月三日
すべてのキノと芝居は労働者のための無料興行日だ。やっぱりシューバ〔毛皮外套〕をきて歩く。
○新聞なし。あいて居る店はアプチェカ〔薬局〕だけ。ストロー※(濁点付き片仮名ワ、1-7-82)ヤもところどころ。
道は胸に谷間の姫百合の花や、メーデーの赤い花、ズナチョーク〔バッジ〕をつけた人々で一杯だ。本当の祭日。これで天気がよかったらどんなによかろう。仕立屋へゆく。夜、オリガさん。朝プレハーノフ。
○オリガさん手製カツレツをもって来てくれた。久しぶりの家庭製品美味し。
(きのうも芝居はあいて居た)
五月三日 土
晴、暖。ノーソフ、バラの鉢をもって来る。きっと自分の家からもって来たに違いないような貧弱な花だがなかなか心持よい。
○朝、プレハーノフ。少々あやしいところが出てきた。ペレウェルゼフがプレハーノフを張ってメンシェビキと云われた。その理由の或ものを理解する。
○Yと二人出かけて、ゴスイズダート〔国立図書出版所〕で本を買う。この頃少年少女のために、石炭、トルクシブ〔トルキスタン―シベリヤ鉄道〕、ドニェープルストロイ〔ドニェープル河建設〕などに関する絵本が出た。