Japanische Klassiker mit Furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 51.117 Zeichen · 103 Bildschirme
五月四日
五月五日
これは全然新らしい。相当いい本だ。
○買った本。セーフリナの欧州旅行記あり。Y、すぐ食堂でよみ始め、ちょいちょい話してくれる。
○Y、夜十時からオリガさんのところへ出かけた。
五月四日 日
プレハーノフ。
ベチェルナヤ・モスク※(濁点付き片仮名ワ、1-7-82)〔『夕刊モスクワ』〕へ家さがしの広告を出して、赤い広場を通って、あのマルクシズムのクラスをさがしたが、もう今年はそこにない。オーブシチェジーチェ〔寄宿舎〕になって居る。
古い『改造』を見たら、日本のプロ文芸分裂当時の論争がのって居て、興味を感じた。労農芸術の方では社会的註文の原理みたいな変な間違いをして居るし、日本プロ芸術連盟の方では、一寸プロレタリアの中からではなく、プロレタリアに向ってというような間カクをもった理論らしく、やっぱり双方インテリ的論争だ。プロレタリア芸術のよいものはプロレタリアの中からもそれを出させるようにするのが、過渡期的な芸術家の任務だ。
五月五日 月
дом советов〔ソビエトの家〕のメーデーの飾りをとりはずす仕事をやってる。寒い。摂氏十度の春。リーパ〔菩提樹〕の新芽。