Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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にっき

日記

宮本 百合子

Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 51.117 Zeichen · 103 Bildschirme

Aozora Bunko

七月十日

七月十一日

袋君、アベードをたべて居る時来る。四時頃一緒に寺島君と三人で出かけてクスタールヌイでみやげものを買った。それからべこ買物をしてかえり、Y又買ものに出かけ、袋の送別会をやった。

オリガさん、ソチからかえって来たので来る。みんなめんどくさがってちっともロシア語で話さず。べこだけオリガさんがかりになった。かえってから少しのんきになった。オリガさん二人にそれぞれいいみやげをくれた。只もやにウラル石の置物をくれたが、それがもやに似合わず。

七月十一日 金

ソブキノへ行って(袋さんと)ロームのバルビュスのものをとったのを見た。なかなか始めの方などよい。大体うまい。アメリカのタンテイ味を大分にとり入れているが、それでもアメリカものとはまるで違う本格的な品格あり、カメラのつかいかた、タイトルの入れかた、上手いものだ。その上手さでは、「第三メシチャンスカヤ〔小市民階級〕」をはるかにしのいで居る。ムダのない点も。

○ロームはここでタイトルを一寸くりかえして居る。ホーゼはかえらない。絵、彼はかえらなかった。

タイトルの入れかた。あのソブキノのズブコボイ〔音声〕のように Но Живёт〔しかし、生きている〕とパッ、パッ、一コマずつぶつける出しかた或は非常によい。