Japanische Klassiker mit Furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 51.117 Zeichen · 103 Bildschirme
八月二日
但、ロシアに吸収されたイギリスという点から面白い。イギリスの諷刺画のプリント、英国の本等なかなか集めてある。宮殿の一部は今サナトリーになってる。アルプカのホテル只一軒、アベードの列。むしあつい。うねうねしてせまい坂道。
・アルプカよりセバストーポリまで自動車(三時間)※(4分の3、1-9-21)は海岸線に沿って、※(4分の1、1-9-19)は急に陸におれこんで。
・どこそこゆきの切符をおとしたといって娘二人が金をもらって歩いた。セバストーポリは人気がわるい。荷物をねらって男女一組がふらついた。
八時三十分セバストーポリ発、ハリコフに向う。
セバストーポリは海と山との複雑な、山は荒々しく、樹のない、反射光線のつよい街だ。
港の夕日が美しかった。
・セバストーポリの旧戦場をぬける。そこの地勢ヴェルダンに似て居て石炭質の樹の生えない山の形とともに、自分につよい印象をのこした。
八月二日 土
一日ウクライナの野の間をゆられてゆく。が、自分眼っかちだし、きのうの疲れがひどく出て居て、殆ど眠ってばかりいた。
汽車四時間の延着。ハリコフへは六時過ぎについた。クラースカヤというホテルにゆく。