Japanische Klassiker mit Furigana
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しんけいかさねがふち
真景累ヶ淵
三遊亭 円朝
Lesen Sie 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 214.332 Zeichen · 426 Bildschirme
事をしたと思えばまだお前なんぞは若いから罪滅しは幾らも出来ましょう」
と優しくいわれるだけ身に応えまする。ちょうど七月二十一日の事でございまする、新吉は表の草を刈って居り、お賤は台所で働いて居りまする処へ這入って参りましたのは、十二三になる可愛らしい白色なお小僧さんで、名を宗觀と申して観音寺に居りまする、此の小坊主を案内して来ましたは音助という寺男で、二人連で這入って参り、
音「御免なせえ」
新「おいでなさい、観音寺様でございまするか」
音「上の繁右衞門殿の宅で二十三回忌の法事があるんで、己ア旦那様も往くんだが、何うか尼さんにもというので迎えに参ったのだ」
新「今尼さんは他のお斎に招ばれて往ったから、帰ったらそう云いましょう」
音「能く掃除仕やすねえ、墓の間の草ア取って、跨えで向うへ出ようとする時にゃアよく向脛を打ッつけ、飛っ返るように痛えもんだが、若えに能く掃除しなさるのう」
新「お小僧さんはお小さいに能く出家を成さいましたね、お幾歳でございまする」
宗「はい十二に成ります」
九十一
新「十二に、善いお小僧さんだね、十一二位から頭髪を剃って出家になる