Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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ぜにがたへいじとりものひかえ

銭形平次捕物控(一)平次屠蘇機嫌

野村 胡堂

Lesen Sie 銭形平次捕物控(一)平次屠蘇機嫌 (ぜにがたへいじとりものひかえ) von 野村 胡堂 (のむらこどう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 156.866 Zeichen · 318 Bildschirme

Aozora Bunko

番所から帰した時の顔色はなかったよ、あの時気が付くとよかったが――」

「…………」

平次の顔はありありと悔恨の色が動きます。

「帰って定吉に訊くと、定吉は母の前だから、ペラペラ喋ってしまったのさ。定吉の性質や、お駒との関係も知っているので、お仙は何もかも読み尽して、哀れな子を処刑にされるよりはと、女心の浅はかな親子心中をしたのだろう。智恵が足りないと判ればお上にも御慈悲があったろうに、――お仙は可哀想なことをしたよ」

平次は暗然としました。この事件は後々までも平次の心持を暗くした様子ですが、その代り新吉岩松という二人の友達が出来たのを、どんなに喜んだかわかりません。