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Japanische Klassiker mit Furigana

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あおいはらふじんのたいつり

垢石釣游記

佐藤 垢石

Lesen Sie 垢石釣游記 (あおいはらふじんのたいつり) von 佐藤 垢石 (さとうこうせき) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 46.298 Zeichen · 100 Bildschirme

Aozora Bunko

仕掛は六厘柄のテグス三本、その先端へ鱸鈎の寸二を結びテグスから上は人造テグスの極太二十間、テグスと人造の結び目へ一匁の噛みつぶし錘をつけ、道綸の尖端を長さ七、八尺の延竿へ結びつける。そして瀬から、餌を瀬の真ン中へ流し込んで置いて竿は瀬頭へ深く差し込んで魚に持って行かれないようにして置く。餌は竿先から二十間で流れの水面から三寸乃至五寸下に位置するようになって居る。

蝦は尻から三節目を腹へ鈎先を通して背へ抜くのであるが、こうすると、十五分から二十分は蝦が水中で泳ぎ廻り、鱸が来ると逃走の姿勢をとる。そこでパクリとやられるのである。瀞をやる時は、噛みつぶし錘を取ってしまう。

ゴカイや袋イソメの餌は、一度もやって見た事はなかった。もちろん、結構であると思う。涸沼川の平戸橋付近にいくらでもゴカイやイソメを売って居るからやれるのである。舟で二、三度釣って見たが、どうした訳か一度も釣れなかった。

利根川の羽生、川俟へかけて沈床の中へも田圃の小川にも川蝦が豊富に住んでいる。上流妻沼橋から上にも到る処に沈床があって、いくらも川蝦がいて、餌に不自由する事はない。しかし私は、まだ利根の上流で一度も経験した事がないのであるから、必ずと保証をつける訳にはいかないが、川蝦の尻差しで釣れない事はないと思う。