Classiques japonais avec furigana
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イエスでん
イエス伝
矢内原 忠雄
Lisez イエス伝 (イエスでん) de 矢内原 忠雄 (やないはらただお) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 220 119 caractères · 436 écrans
汝ら誘惑に陥らぬよう目を覚まし、かつ祈れ、実に霊は熱すれど肉体弱きなり。(一四の三七、三八)
シモンというのはペテロの旧名です。十二弟子の一人として選ばれた後、ペテロという名を与えられたのであるが、この時イエスは「ペテロよ」とお呼びにならないで、「シモンよ」という昔の名前でお呼びになった。園へ来る途でも、「我よみがえりて後、汝らに先だちてガリラヤに往かん」と言われましたが、御自分の最期を間近に予期して御心はなつかしき郷里ガリラヤの山水に馳せ、伝道の初期、「ガリラヤの春」のたのしかりしころの回顧がイエスの頭をかすめたのであろう。ガリラヤ湖畔でシモンら少数の弟子たちを召されたころはよかった。それから後いろいろな出来事があったが、すべての戦いも今は終わりに近づいて、自分の最後が来たのだ。――我々でも重い病気をするとか、何か非常な、もう死ぬるのではないかというような時には、少年時代の記憶が矢のように思い出されます。
「シモンよ、汝は我とともに死ぬべきことありとも我を否まず、とあんなに強いことを言ったが、我とともに一時も目を覚ましておることができぬのか(「一時」