Classiques japonais avec furigana
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イエスでん
イエス伝
矢内原 忠雄
Lisez イエス伝 (イエスでん) de 矢内原 忠雄 (やないはらただお) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 220 119 caractères · 436 écrans
過越の食事をするには一定の作法があった。
1 まず始めに家長がパンをさきて列座の者に分け与え、かつ葡萄酒の杯を手に取り、祝祷をささげて自分が飲み、それからこの杯をまわして皆が飲む。これをキッドシュ(Kiddush)といい、節会を祓い潔める意味です。これが第一の酒杯。
2 次に家長がまた酒杯を取り、過越の事実を述べる。これをハガダー(Haggadah)という。そして皆でハレル(讚美)歌集(詩編一一三編―一一八編)のうち、百十三編と百十四編とを歌って神を讚美し、家長が酒杯を一同にまわして飲む。これが第二の酒杯。
3 次に羔羊の肉や、苦菜を添えた酵入れぬパンなど、過越の食事が始まる。
4 食事が終わってまた家長が酒杯を取り、感謝をささげて一同にまわして飲む。そしてハレル歌集の後半、百十五編から百十八編までを歌う。これが第三の酒杯。
5 歌って後、もう一度酒杯を取って飲む。これが第四の酒杯。これで過越の晩餐は終わる。イエスの当時における過越の食事の作法は、大体右のごとくであったということです。
四 晩餐
さてイエスは十二弟子とともに過越の食事を守られたが、その進行して行くうち、常にないことを言われた。