Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

しん・すいこでん

新・水滸伝

吉川 英治

Lisez 新・水滸伝 (しん・すいこでん) de 吉川 英治 (よしかわえいじ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 684 899 caractères · 1374 écrans

Aozora Bunko

それで生きた人間は斬れねえときては、なンにもなるめえ」

「斬ッても、刃の肌に血の痕をとどめぬというのが、この宝刀の鍛えだ。さあ、それだけの説明で充分だろう。退いてくれい」

「いや、おもしれえ。そんならこれを斬ッてみろ」

牛二は、一トつかみの銅貨を、州橋の欄干の上に、塔みたいに積み重ねて。

「さあ、そこの騙り野郎。ここへきて、この銭を見事斬ッてみろ。斬ッたら、三千貫くれてやるが、斬れなかったら、ただではおかねえぞ」

群集はわッと輪をひらいた。名うてな街のゲジゲジと、刀売りの大言壮語。どうなるやらと、往来はいよいよ山をなすばかりである。

「……よしッ、見せてやる」

楊志はついに欄干の前へ寄っていった。じっと、銭の一点を見ていることしばし、抜く手を見せずとは、その間髪のことか。――二つに斬れた銭の数枚が、刃の両側へバッと飛び、しかも欄干には傷痕も残さなかった。

「やあ、斬れたっ。ほんとに、斬れたわ」

どよめく見物人の喝采を尻目に、毛無シ虎は、なお躍起だった。いきなり自分のの毛を一とつかみほど、り抜いて、

「おッと、待ちねえ浪人。そんな手品は、大道芸人もやるこッた。