Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
ぜにがたへいじとりものひかえ
銭形平次捕物控(九)不死の霊薬
野村 胡堂
Lisez 銭形平次捕物控(九)不死の霊薬 (ぜにがたへいじとりものひかえ) de 野村 胡堂 (のむらこどう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 144 106 caractères · 292 écrans
機関で奉公人の全部の身許を洗い上げ、秘し隠しに隠してはいるが、若党の勇吉が刑死した越後屋の倅であったことも、お茶の水に立ち腐れになった茶店のあることも知り尽していたのです。
勇吉が「お茶の水辺」と言ったと聞いて、大方事件の落着きを察した平次は、駕籠と自分の足とを存分に働かせて、危機一髪の場合に間に合ったのでした。
新太郎やお静と一緒に、大骨折りで茶店の床へ引上げられた新三郎は、
「勇吉兄弟を捕えろ」
と言うと、平次は暗い夜の水を眺めながら、
「多分死にましたよ、放っておきましょう。親が無実で死んだと思い込んでいるんですから、可哀想じゃございませんか――それに、あの兄弟は二度とあんな悪戯をする気づかいはありませんよ」
と、けろりとしております。