Classici giapponesi con furigana
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みみずのたわこと
みみずのたはこと
徳冨 健次郎
Leggi みみずのたはこと (みみずのたわこと) di 徳冨 健次郎 (とくとみけんじろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 265.437 caratteri · 530 schermate
九
蛇
一
神は一切を好と見る。「吾の造りたるものを不潔とするなかれ」是れ大農夫たる神の言葉である。自然の眼に不潔なし。而して農は尤も正しい自然主義に立つものである。
九
土なるかな。農なるかな。地に人の子の住まん限り、農は人の子にとって最も自然且つ尊貴な生活の方法で、且其救であらねばならぬ。
蛇
一
虫類で、彼の嫌いなものは、蛇、蟷螂、蠑、蛞蝓、尺蠖。
蠑※(「虫+原」、第3水準1-91-60)の赤腹を見ると、嘔吐が出る。蟷螂はあの三角の小さな頭、淡緑色の大きな眼球に蚊の嘴程の繊く鋭い而してじいと人を見詰むる瞳を点じた凄い眼、黒く鋭い口嘴、Vice の様な其両手、剖いて見れば黒い虫の様に蠢く腸を満たしたふくれ腹、身を逆さにして草木の葉がくれに待伏し、うっかり飛んで来る蝉の胸先に噛みついてばた/\苦しがらせたり、小さな青蛙の咽に爪うちかけてひい/\云わしたり、要するに彼はこれ虫界の Iago 悪魔の惨忍を体現した様なものである。引捉えてやろうとすれば、彼は小さな飛行機の如く、羽をひろげてぱッぱた/\と飛んで往って了う。憎いやつである。それから、家を負う蝸牛の可愛気はなくて、ぐちゃりと唯意気地なさを代表した様で、それで青菜甘藍を何時の間にか意地汚なく喰い尽す蛞蝓と、枯枝の真似して居て、うっかり触れば生きてますと云い貌にびちりと