Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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みみずのたわこと

みみずのたはこと

徳冨 健次郎

Leggi みみずのたはこと (みみずのたわこと) di 徳冨 健次郎 (とくとみけんじろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 265.437 caratteri · 530 schermate

Aozora Bunko

安さん

願わくばあなたの晩年が、彼露西亜の美わしい夏の夕の様に穏に美しくあらんことを。終に臨み、私の妻もあなたの負われ負わるゝ数々の重荷に対し、真実御同情申上げる旨、呉々も申しました。

一九一二年 七月三日

ヤスナヤ、ポリヤナと其記念を永久に愛する

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安さん

乞食も色々のが来る。春秋の彼岸、三五月の節句、盆なンどには、服装も小ざっぱりした女等が子供を負って、幾組も隊をなして陽気にやって来る。何処から来るのかと聞いたら、新宿からと云うた。浅草紙、やす石鹸やす玩具など持て来るほンの申訳ばかりの商人実際のお貰いも少からず来る。喰いつめた渡り職人、仕事にはなれた土方、都合次第で乞食になったり窃盗になったり強盗になったり追剥になったりする手合も折々来る。曾てある秋の朝、つい門前の雑木林の中でがさ/\音がするので、ふっと見ると、昨夜此処に寝たと見えて、一人の古い印半纏を着た四十ばかりの男が、眠たい顔して起き上り、欠伸をして往って了うた。

一般的乞食の外に、特別名指しの金乞いも時々来る。やりたくても無い時があり、あってもやりたくない時があり、二拍子揃って都合よくやる時もあり、ふかし甘藷二三本新聞紙に包んで御免を蒙る場合もある。