Classici giapponesi con furigana
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かいじょうのみち
海上の道
柳田 国男
Leggi 海上の道 (かいじょうのみち) di 柳田 国男 (やなぎたくにお) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 182.344 caratteri · 353 schermate
注意すべき二、三の例外もたしかに有るが、大体においてシビまたはシピが行き渡り、喜界島などではこれをスビ、その大なる一種をユナスビという者もある。ユナスビのユナは多分海のことで、『新撰字鏡』のいわゆる※、海豆比(ウミツビ)なるものと対比すべき語であろう。『倭名鈔』には都比(ツビ)に甲※(「羸」の「羊」に代えて「虫」、第4水準2-87-91)子、または海※(「羸」の「羊」に代えて「虫」、第4水準2-87-91)を宛て、是を螺類の総名のごとく解しているために、田螺のツブまたは栄螺のツボ焼きなどと、結びつけて考えようとする人もあるが、右の南方諸島のシビ・スビと対照してみると、この解は或いはまちがいと言えるだろう。ツとスと通音の例は、唇を此方ではツバ、あちらではシバまたはスバ、前にも掲げた※(「くさかんむり/意」、第3水準1-91-30)苡のツシダマを、諸君の方ではススダマともシシダマとも謂うと聴くから、珍らしいことではない。そうして今はほぼ忘れた人も多かろうが、このツビまたはスビというのが、じつはよっぽど可咲しい戯れの名だったのである。
或いは京都の上流は、そんなこととは気づかずにしまったのかとも思う。