Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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みみずのたわこと

みみずのたはこと

徳冨 健次郎

Leggi みみずのたはこと (みみずのたわこと) di 徳冨 健次郎 (とくとみけんじろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 265.437 caratteri · 530 schermate

Aozora Bunko

書きたい事は山々御座いますが、また次の便りの時にいたします。

乱筆を御許し下さいませ。日本語を此の頃は話しませんし、只葛城と日本語で話すものですから、乱暴な語ばかり習いまして、いつも余り無礼の語をつかって驚く事が御座います。

何卒乱筆乱文御許し下さいませ。

先は御無沙汰御詫びかた/″\御機嫌御伺いまで。

一月廿日岩倉けい

御なつかしき

御姉上様

御まえに

此れがお馨さんの粕谷に寄せた最後の心の波であった。此手紙を書いて十一日目に、彼女は其最後の戦場なる米国ブルックリン病院看護婦学校の病室に二十四年の生涯を終えたのである。

お馨さんは死んだ。

新生涯の新夫婦、メェフラワァを目送するピュリタンの若い男女の一対の其一人は欠けた。残る一人は如何であろう?

一月卅一日午後七時半、最愛の我が馨子高貴なる人生の戦に戦い死す。忠信なりし彼の女は、死に至る迄忠信なりき。病は敗血症と腸炎の併発、事極めて意外、病勢は急転直下、僅かに二十時間にして彼女は去る。

盛大なりし葬式(ユニオン神学校に於ける)は、彼女と予とを永しえに結ばん為めの結婚の式なりき。