Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
かせいへいだん
火星兵団
海野 十三
Leggi 火星兵団 (かせいへいだん) di 海野 十三 (うんのじゅうざ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 307.889 caratteri · 618 schermate
59 命中また命中
新田先生も、千二も、ともに大よろこびであった。
「博士、うまくいきましたね。ばんざいです」
「すごいなあ、この大空艇は」
博士は、べつに、それほどうれしそうな顔をしなかった。
「これくらい、なんでもない。目ざす相手は火星兵団長の丸木だ。たたかいは、これからだよ」
博士は、気をゆるめなかった。
そのとき、千二少年が、おどろきのこえをあげた。
「あっ、きました、きました。新手の宇宙艇が、こっちへとんできます」
「うむ。森の中の大江山隊を攻めていた火星兵団が、われわれに気がついたのじゃ。そうじゃろう、宇宙艇が五台ともやっつけられたので、これはたいへんというわけじゃろう」
「こっちへきます。みんなきます」
「千二、丸木ののっている宇宙艇は、まだみつからないか」
「ああ、博士、いました!」
「え、いたか。どこに」
「先頭から三番目の宇宙艇です。左からかぞえて、三番目になります」
「うむ、あれか。なるほど、赤い三角旗のようなものが見える。――おい、新田、ガス砲の用意を! こんどは、なかなか骨が折れるから、そのつもりで……」
「はい、しっかりやります」
「千二も、しっかり見張をしているんじゃぞ」