후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
あさくさふどき
浅草風土記
久保田 万太郎
久保田 万太郎의 浅草風土記(あさくさふどき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 162,294자 · 318화면
――そうしたゆかしさ、しずけさ、美しさを、極力、出来るだけ否定しているのが、そこに、まのあたり展けているその新興のけしきだった。
「何といったって、君、露地ん中でもなんでもかまわずあんな調子ッ外れなものをおッ立てるんだからね。」
わがちゃァちゃんは、フロックコートに身を固めたわが小柴市兵衛君は、すぐ眼のまえに突兀とそそり立った、不恰好な、半西洋の三階建を指さして喟然としていった。
間もなくまたわたしたちはもとの廊下にかえった。わずかなあいだにその受附のあたりは人をもってみたされた。――すでに余興のはじまった会場のほうから六下りの三味線がかるがると音をつたえて、階段に、主として子供づれの参会者のむれがぞくぞくと下からつづいた。
「ええ、まァ、五百五六十。――切符はもっと売れています。」
石井の幸次郎君はいそがしそうにわたしにこたえた。
一人はなれてわたしは柱のかげに立った。――なぜならそうすることによって、会場の、手品をやっている遠い舞台をそこから自由に望見することが出来たから……
「失礼ですが、あなた、わたくしを覚えておいでになりますか?」
と、突然、浅い色の背広を着た三十四五とみえる人がそばへ来てわたしにいった。