후리가나로 읽는 일본 고전
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あさくさふどき
浅草風土記
久保田 万太郎
久保田 万太郎의 浅草風土記(あさくさふどき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 162,294자 · 318화면
淡島堂
淡島堂
仲見世の、淡紅色に塗りつぶされた……といった感じの、一トこま、一トこまにくぎられた定店以外、伝法院のまえから本堂の階段……といったってほんの四五段のものにしかすぎませんが……の下まで、ぎッしりと、犇めきならんだ葭簀っぱりどうぜんの、洋服だ、靴だ、蝙蝠傘だ、時計だ、カレンダーだ、キセルだ、足袋だ、帽子だ、鍋だ、釜だ、ペンキ絵の額だ……そうした、実用的な、およそ仲見世らしくないものばかりをならべた露店群が、一トたび本堂の横へと切れるや、たちまちにしてそれらが嘗ての柳原のように、和洋貴賤の衣類を、あるいはヒダラのごとく積みあげ、あるいはアンコウのごとくぶら下げた店ばかりになるのであります。何んのことはない、近在の、日向臭い古着市であります。
その中の人のながれをかいくぐって、わたくしは、その店々のうらにまわり、辛うじて淡島さまの石橋をわたりました。
淡島さまが助かったということは、その境内にちらばった弁財天、えびす大黒天、日限の地蔵、出世地蔵……そうした小さなほこらのいろいろも、ともども無事だったということであります。
それにしても、この、みにくい皹の手のように、カサカサに冬ざれていることは?……むかしながらにひかりのささない堂内には、天井から、むかしながらの千羽鶴のむれが瓔珞のように、幾すじともなく