후리가나로 읽는 일본 고전
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あさくさふどき
浅草風土記
久保田 万太郎
久保田 万太郎의 浅草風土記(あさくさふどき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 162,294자 · 318화면
百花園
三囲神社
「しかし、描けば、夕方にはしません、日ざかりにします。……そして『日ざかり』という題をつけます」
あきらかに、そのとき、焼野原の、土管だの、煉瓦屑だの、ごろたいしだのの散乱したけしきをわたくしは意識していたのである。……とはいってもしかし、そこに描きそえるであろう棒杭に、「土木局浅草出張所材料置場」とは、わたくしといえども書かないだろう。……うそにも「白髯の渡し」と書くだろう。……
鏑木さんはわらっていた。
百花園
夏、日ざかりに、しばしばわたくしは百花園を訪問する。そして、蓮の葉の一ぱいに、岸よりも高く犇めきつつもり上ったあの池のまえに立つ。
このときほど、わたくしに、「もののあはれ」の感じられることはない。
三囲神社
禁制、として、
蝉とんぼヲ捕ルコト
魚鳥ヲ捕ルコト
囲内ヘ入リ垣等ニ乗ルコト
囲内デ悪戯ヲスルコト
と、一つ書にしたあと、
右ノ条ヲ犯スト警察ヘツレテ行カレ処罰サレマス
こうした禁札が三囲神社の境内の池の中に立っている。……警察ヘツレテ行カレ処罰サレマス。……だれによってしかし、警察へ連れて行かれるのだろう?……
その池の中に、一トところ、おもい出したように蘆の茂っていることが、わたくしに、田圃にとり巻かれていたむかしのけしきをおもい出させた。