후리가나로 읽는 일본 고전
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わたらせがわ
渡良瀬川
大鹿 卓
大鹿 卓의 渡良瀬川(わたらせがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 280,528자 · 557화면
それ故今日まで十年のあいだ姑息な願をせず、このことをどなっておりまして、諸君に御心配を掛けたのであるが、決してことが運ばないのです」
議席の誰も彼も膝つき合せて悲懐を聴かされるような惻々たる響に打たれて、しずまり返っていた。やがて正造は語気を変えて、答弁書中に被害地を救済していると書いてあるが、政府の救済とはなにをいうか、どういう意味であるかと追求し、「請願人の事情の可哀そうなことはしばらく措いて、率直に権利というものからいったならば、何故人民の地面を悪くしておいて免租したのであるか、という議論になる。免租になってさぞ喜ばしかろう、などというような馬鹿なことをもって、軽蔑されたり侮辱されたりしている。救済もなにもあるものでない。それどころではござりませぬ。請願人の請願を妨げることをしている……」と、いつか病苦を忘れた激越に身をまかせて、叫びつづけた。「鉱毒の毒を喰って死ぬ者が年々殖えてくる。兵隊にでる者が近頃なくなった。教育を衰頽させ、その土地の道徳を腐敗させる機械を据付けている。その土地全体人民を愚に導くのが地方官の職務になっている。すべての従来の組織、五百年も千年もかかって組立ったところの徳義の組織を打破っている」