후리가나로 읽는 일본 고전
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さんごくし
三国志(五)
吉川 英治
吉川 英治의 三国志(五)(さんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N1. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N1 · 고급 · 신자체·신가나 · 325,249자 · 653화면
「呉を滅ぼさんは、わが畢生の希いである。その目的に添うことならば、あらためて非礼を謝し、謹んで汝の言を聞こう」
「丞相にとっては天来の好事である。敬うて聞かれよ。――呉の黄蓋、字は公覆、すなわち三江の陣にあって、先鋒の大将をかね呉軍の軍粮総司たり。この人、三代があいだ呉に仕え、忠節の功臣たること、世みな知る。――然るを、つい数日前、寸言、周都督に逆らえりとて、諸大将のまっただ中にていたく面罵せられたるのみか、すでに老齢の身に、百打の刑杖を加えられ、皮肉裂け、血にまみれ、気は喪うにいたる。諸人、面をそむけ、ひそかに都督の酷薄をうらまぬはない。それがしは、黄蓋と古くより親交あり、日頃、兄弟の交わりをなせるものから、蓋老、病床に苦吟しつつ、ひそかに一書を認め、それがしに託して、丞相に気脈を寄せらる。――もとより骨髄に徹する恨みを、はらさんがためでござる。幸いにも、黄蓋は武具兵粮を司どる役目にあれば、丞相だに、諾! とご一言あれば、不日、呉陣を脱して、呉の兵糧武具など、及ぶかぎり舷に積載してお味方へ投じるでござろう」
眼をみひらき、耳を欹てて、曹操は始終を聞き入っていたが、