후리가나로 읽는 일본 고전
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さんごくし
三国志(五)
吉川 英治
吉川 英治의 三国志(五)(さんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N1. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N1 · 고급 · 신자체·신가나 · 325,249자 · 653화면
二
と、不戦論を唱えた。
二
百万の陸兵だけならまだ怖れるに足らぬとしても、曹操の手には今、数千艘の水軍も調っている。水陸一手となって、下江南進して来た場合、それを防ぐには、呉の兵馬軍船も大半以上損傷されるものと覚悟しなければならない。
不戦論を主張する人々は、こぞってその非を鳴らした。
「たとえ勝ったところで、その消耗からくる国の疲弊は、三年や四年では取り返しつきますまい、降伏に如くなしです」
評議は長くなるばかりだ。孫権の肚はなお決まらないのである。彼はやや疲れを見せて、
「衣服をかえてまた聴こう」
と席を立って殿裡へ隠れた。衣をかえるとは、休息の意味である。
魯粛はひとり彼について奥へ行った。孫権は意中を察して、
「魯粛。そちは最前、別に意見があるといったが、ここでならいえるであろう。そちの考えではどうか」と、親しく訊ねた。
魯粛は、重臣間に行われている濃厚な不戦論に接して、反感をそそられていた。その気持は、孔明に抱いていた同情とむすびついて、勃然と、主戦的な気を吐くに至った。
「宿将や、重臣の大部分が、云い合わせたように、わが君へ降参をおすすめする理由は、みな自己の保身と安穏をさきに考えて、君のお立場も国恥も大事と考えていないからです。