일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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さんごくし

三国志(五)

吉川 英治

吉川 英治의 三国志(五)(さんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N1. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N1 · 고급 · 신자체·신가나 · 325,249자 · 653화면

아오조라 문고

馬騰と一族

一

建安十六年の初夏の頃。

魏の都へ向って、早馬を飛ばした細作(諜報員)は、丞相府へ右の新事実を報告かたがた、つけ加えてこうのべた。

「決してばかにできないのは荊州の勃興勢力です。孔明の下に、関羽、張飛、趙子龍の三傑があるところへ、今度は副軍師※(「广+龍」、第3水準1-94-86)統を加え、参謀府に龍鳳の双璧が並び、その人的陣容は、完くここに成ったという形です。――ゆえに近頃は、もっぱら兵員拡充と、軍需の蓄積に全力をそそぎ、いまや荊州は毎日、兵馬の調練、軍需の増産や交通、商業などの活溌なこと、実に目ざましいものがあります」

これはやがて、曹操の耳へ届いて、少なからず彼の関心をよび起した。

「果たせる哉。月日を経るほど、玄徳は、魏にとって最大な禍いとなってきた。――荀攸そちに何か考えはないか」

「捨ててはおけず、といって、今すぐに、大軍を催すには、いかんせん、わが魏にはなお、赤壁の痛手の癒えきらないものがありますから、にわかに無理な出兵も考えものです」

さすがに、荀攸は、常に君側にいても、よく軍の内容を観ていた。

曹操もうなずいて、

「それを実は、予も、敵国の勃興以上に、憂えているところだ」