후리가나로 읽는 일본 고전
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さんごくし
三国志(五)
吉川 英治
吉川 英治의 三国志(五)(さんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N1. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N1 · 고급 · 신자체·신가나 · 325,249자 · 653화면
時。建安十三年の冬十一月であった。
風しずかに、波ゆるやかな夜なればとて、曹操は陸の陣地を一巡した後旗艦へ臨んだ。その大船の艫には、「帥」の字を大きく書いた旗を立て、弩千張と黄鉞銀鎗を舷側にたてならべ、彼は将台に坐し、水陸の諸大将すべて一船に集まって、旺なる江上の宴を催した。
大江の水は、素絹を引いたように、月光にかすんでいた。――南は遠く呉の柴桑山から樊山をのぞみ、北に烏林の峰、西の夏口の入江までが、杯の中にあるような心地だった。
「ああ楽しいかな、男児の業。眸は四遠の地景をほしいままにし、胸には天空の月影を汲む。俯して杯をとれば、滾々湧くところの吟醸あり、起って剣を放てば、すなわち呉の死命を制す……じゃ。呉は江南富饒の土地である。これをわが手に享けるときは、かならず今日予とともに力を尽す諸将にも長くその富貴をわけ与えるであろう。諸員それ善戦せよ。この期をはずして悔いをのこすな」
曹操は、大杯をかさねながら、こう諸大将を激励し、意気虹の如くであった。
諸将もみな心地よげに、
「われわれが長き鍛錬を経、また、君のご恩沢に甘んじてきたのも一に今日に会して恥なからんためであります。