후리가나로 읽는 일본 고전
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さんごくし
三国志(五)
吉川 英治
吉川 英治의 三国志(五)(さんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N1. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N1 · 고급 · 신자체·신가나 · 325,249자 · 653화면
早口に、その理由を、云い開こうとしたのである。
だが、耳をかす韓玄ではなかった。即刻、刑場へ曳き出して斬れとどなる。諸将が見かねて、哀訴嘆願をこころみたが、
「うるさいっ。やかましい。諫めるものは同罪だぞ」と、いう始末。
長沙の名将黄将軍も、今は刑場の鬼と化すかと、刑にあたる武士や吏員までがかなしんでいたが、たちまち、その執行直前に、周囲の柵を蹴破って、躍りこんで来た壮士がある。
この人、面は丹で塗った棗の如く、目は朗らかにして巨きな星に似ていた。生れは義陽。魏延、字は文長という。
もと荊州の劉表に仕え、一方の旗頭に推されていたが、荊州没落の後、長沙に身を寄せていたものである。
しかし、日頃から韓玄は、彼の偉材を、かえって忌み嫌い、むしろ他国へ逐いやってしまいたいような扱いをしていたので、魏延はひそかに、今日の機会を、待っていたものと思われる。
「あれよ」と、人々のさわぐまに、彼は、黄忠の身を攫って、刑場から脱してしまった。それからわずか半刻の後には、自分の部下を引き具して、城中の奥へ駈け入り、太守韓玄の首を斬って、関羽の陣門へ降っていた。
「さらば、疾く」