후리가나로 읽는 일본 고전
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さんごくし
三国志(五)
吉川 英治
吉川 英治의 三国志(五)(さんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N1. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N1 · 고급 · 신자체·신가나 · 325,249자 · 653화면
酔県令
一
先生もさぞ不快だったでしょう」
統はただ笑っている。
魯粛はことばをかさねて、
「先生はこれを機に、呉を去るお意でしょう」
「去るかもしれない」
「国外へ出て、もし主君をお選びになるとしたら、誰に仕えますか」
「もちろん魏の曹操さ」
もし曹操のもとへ彼に奔って行かれてはたまらないと魯粛は思っていた。で、一書を袂から取り出して、
「荊州の玄徳にお仕えなさい。かならず貴君を重用しましょう」
と極力、玄徳の徳をたたえて、紹介状を渡した。
「あははは。曹操につくといったのは戯れだよ。ちょっと君の心を量ってみたまでさ」
「それで安心しました。先生が玄徳を扶けて、曹操を討つ日が早く来れば、呉にとっても大慶ですから。――では、ご機嫌よう」
「おさらば」
ふたりは、相別れたが、なお幾度も振向き合った。
酔県令
一
ここしばらく、孔明は荊州にいなかった。新領治下の民情を視、四郡の産物など視察して歩いていた。
彼の留守である。統が荊州へ来たのは。
「予に会いたいというのか」
「おそらく仕官を求めにきたものと思われますが」
「名は」
「襄陽の※(「广+龍」、第3水準1-94-86)統なりと申しました」