일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんぺんちゅうしんぐら

新編忠臣蔵

吉川 英治

吉川 英治의 新編忠臣蔵(しんぺんちゅうしんぐら)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 337,181자 · 676화면

아오조라 문고

『世の中には、呆痴がいる。人へ音物をよこすに、餌を食わせたり、世話がやけたり、その上に、やがては死ぬと極っている厄介物を贈ってくる奴があろうか、いくら、お上の畜類保護令に媚びるとは申せ』

『それでも、左兵衛様は、よいお慰みと、可愛がっていらっしゃいます』

『では、伜めの部屋の裏へでも持ってゆけ。うるそうてならぬ』

孫兵衛のうしろに、家老の斎藤宮内の姿が見えた。宮内は、次の間へ入って、平伏した。

『殿様』

『なんじゃ』

『この度の御饗応役を拝命した一名、伊達左京介殿のお使者が、御挨拶にと申して、参りましたが』

『来たか』

予期していたもののように、上野介は、眼鏡をはずして、

『孫兵衛、軸を巻いておけ』

『はっ』

『宮内、使者は、通したか』

『御書院に』

『そうか、では会おう』

老齢ではあるが、腰も曲がっていない。若い頃は、ずいぶん美男でもあったそうである。いまだに鴨居へ髷が触りそうな背丈がある。骨ばって、痩せているのが、かえって老後の頑健を守っているとみえ、この年齢で、常に出入の町人の周旋で、若い娘を召抱え、よく取り替えるという評判である。

足利一族の裔である。室町将軍の血統が絶えたときは、吉良氏が世継ぎを出すことになっていたものだと云うことが、上野介のよく持ち出す自慢話であった。