일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんぺんちゅうしんぐら

新編忠臣蔵

吉川 英治

吉川 英治의 新編忠臣蔵(しんぺんちゅうしんぐら)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 337,181자 · 676화면

아오조라 문고

小侍は、愴惶として、脇玄関から門の外へ駈けて行った。その様子では、たった今の事らしいのである。多門伝八郎は、自分の前にある折箱を忌々しげに横のほうへ押しやった。

――ふと手で触れた時気がついた事であった。折箱の上にかけてある包紙を見ると――

赤穂名産・さくら形

御焼塩     播州屋製

『はてな? ……赤穂……。尾張の浪人とか云ったが、赤穂塩の手土産とは? ……』

水引の下に添えてある手紙の文字のあざやかな筆蹟が、すぐ伝八郎の眼をつよく射た。――急いで裏を返してみると、

『おお!』

何とそれには、こう書いてあるのであった。

片岡源五右衛門。

彼の日の黄昏

遠い過去のようでもあり、つい昨日のような心地もするが、正しく指で繰ってみると、それは去年の春三月十四日の黄昏れの事であった。

田村右京太夫の邸で、即日切腹の上意をうけた浅野内匠頭が、あの夕闇の花の下で、

風さそう花よりもなお

我はまた

春の名残を

いかにとやせむ

万恨の辞世を口誦さんで、白装束を自刃の鮮血に染めて伏した夕べは。

『ああ、あの時だ……』

忘れもしない! 多門伝八郎は今も眼を閉じれば――瞼のうちにまざまざとその黄昏れを描く事ができる。