후리가나로 읽는 일본 고전
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めいじげきだん ランプのもとにて
明治劇談 ランプの下にて
岡本 綺堂
岡本 綺堂의 明治劇談 ランプの下にて(めいじげきだん ランプのもとにて)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 167,283자 · 329화면
いずれにしても、子供芝居の復活があきらかに世間に認められるようになったのは、その年の五月、浅草座で小伝次、吉右衛門の一座が旗揚げをした時からであった。
そのときの狂言は「布引滝」の実盛物語、「千本桜」の鳥居前、「八百屋お七」の人形振、「太功記」十段目、「左甚五郎」の京人形などで、ほかに何か浄瑠璃物が付いていたように記憶している。俳優は小伝次、沢村宗之助、吉右衛門、銀蔵ほか二十余人の少年俳優で、それが案外の人気をよび起こした。毎度いうことであるが、この頃はどこの劇場もとかく不景気の折柄で、少しく景気のいいものは直ぐに劇界の問題となる傾きがあったので、浅草の子供芝居は忽ちにその名を売りひろめた。
浅草座ではその図をはずさずに、翌月つづいて第二回の興行を試みると、それがまた大当りで、普通の歌舞伎劇と書生芝居のほかに、子供芝居というものがまたひとつ殖えたような勢いになって来た。とりわけて小伝次と吉右衛門が人気俳優になりすました。浅草座は三回、四回と当り興行をつづけて、その年の十一月には「忠臣蔵」と「弁天小僧」を出して、小伝次が由良之助と勘平と弁天小僧、吉右衛門が師直と平右衛門と忠信利平を勤めた頃は、実に子供芝居の人気の絶頂であった。