일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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めいじげきだん ランプのもとにて

明治劇談 ランプの下にて

岡本 綺堂

岡本 綺堂의 明治劇談 ランプの下にて(めいじげきだん ランプのもとにて)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 167,283자 · 329화면

아오조라 문고

明治二十六、七年(上)

それがかえって一種の忌味を伴うようにも感じられたが、一般からはさっぱりしていいとか、書生らしくていいとか言って喜ばれた。川上などもやはり飛白の筒袖を着て押し廻していた。しかしその頃は一般に袴を穿くことが流行しなかった時代であるので、いずれも筒袖の着流しで、わざとらしく薩摩下駄などを穿いていた。

わたしが桜痴居士の家をたずねた時に、玄関にきたない薩摩下駄が揃えてあるので、誰が来ているのかと思ったらば、かの「平野次郎」の脚本について何かの打合わせのために、川上が来ているのであった。

明治二十六、七年(上)

明治二十六年から二十七年にかけては、東京の劇界に記憶すべき出来事がかなりに多かった。二十六年の一月二十二日午後三時三十分に浅草の西鳥越町から出火して、鳥越座も類焼した。鳥越座は旧の中村座である。近年とかくに客足が付かなくなって経営困難であると伝えられているところへ、更にこの不慮の災厄を蒙ったので、由緒あるこの大劇場もそれぎりに亡びてしまった。

それと殆んど時刻を同じゅうして、河竹黙阿弥が本所南二葉町の自宅で、七十八歳の生涯を終った。その日は日曜日で、空っ風の吹く寒い日であった。