후리가나로 읽는 일본 고전
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めいじげきだん ランプのもとにて
明治劇談 ランプの下にて
岡本 綺堂
岡本 綺堂의 明治劇談 ランプの下にて(めいじげきだん ランプのもとにて)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 167,283자 · 329화면
四代目芝翫
て再び元の小劇場俳優にかえった。そうして、どこに出勤しているか、わたしはその後の消息を知らずに過ぎたが、先き頃ある人から彼はもう大正の初年に死んだらしいという噂を聞いた。どこでどう死んだのか、その人もよく知らなかった。
なんのかのと言うものの、又三郎にしても、紅車にしても、俳優としてはみな相当の伎倆を具えていたのである。そうして、世間からも相当に認められながら、いわゆる鈍帳役者として一生を終ってしまった。勿論、それには当人たちの性格や境遇や、いろいろの事情も含まれているのではあろうが、芝居道にわだかまる一種の因習が最も大きい原因をなしていたらしい。鈍帳役者と軽蔑されて日かげ者のような生涯を送った俳優の群れには、こうした不運の人たちはまだ沢山あろう。わたしは寂しい心持でこの稿を書いた。
四代目芝翫
明治時代の代表的俳優といえば、まずひと口に団菊左という。勿論それに相違ないので、わたしもそれに対して今さら異論を唱えようとするのではないが、単にわたし一個の感情からいうと、中村芝翫という俳優の名があまり多く語られていないのを遺憾に思うのである。
かれの経歴を説くのがこの物語の目的ではないが、わたしの知っているだけを簡短に紹介すれば、かれは大阪道頓堀の生まれで、三代目中村歌右衛門の養子となり、天保九年かれが九歳のとき