후리가나로 읽는 일본 고전
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めいじげきだん ランプのもとにて
明治劇談 ランプの下にて
岡本 綺堂
岡本 綺堂의 明治劇談 ランプの下にて(めいじげきだん ランプのもとにて)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 167,283자 · 329화면
もう一つには、かれらが意地悪くわれわれを困らせようとするのであるから、すぐにその註文通りのものを拵えあげて、かれらにぐうの音も出ないようにしてやろうという意地もあった。
そこで、わたしたちは仕切場の筆と紙とを借りて来て、畳の上にうつ伏して第三幕の改作に取りかかった。大勢の人が押合ってごたごたしているなかで、岡君が執筆する、わたしが傍から助言する。もちろん大いそぎで、ともかくも三十分あまりの間に一幕の浄瑠璃を書きあげてしまった。どうせ名文句などの出来るはずもないが、こうなると理窟よりも意地の方が先に立って、何でも彼でも即座に書きあげて彼らの前に叩き付けてやらなければ、気が済まなかったのである。
それが出来あがって、ふたりが最初から読み直しているところへ、かの竹柴なにがしが再びあらわれて、どうでしょう、もうお出来になりましたかと催促した。そこで、その原稿を渡してやると、かれは一応よみ、さらに再び読みかえしていた。また何か言い出すかと、わたしたちはその顔を睨んでいると、かれは別になんにも言わず、ただ一句、ありがとうございましたと言った。それから彼は番附のカタリを書いてくれと言い出した。