후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
めいじげきだん ランプのもとにて
明治劇談 ランプの下にて
岡本 綺堂
岡本 綺堂의 明治劇談 ランプの下にて(めいじげきだん ランプのもとにて)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 167,283자 · 329화면
したがって、初日の延びる場合もある。当てにしていた資金が調わないで、とうとう無期延期になってしまうような場合もある。その苦心惨澹、実に今日の人々の想像以上であったらしい。由来、芝居の興行というものは先ず儲からないものに決められていた。他国は知らず、少なくとも江戸ではそうであった。勿論そのうちに大当りの狂言もあって、莫大の利益を占めた例もないではないが、大体においては儲からない場合が多いので、芝居の座元などというものは皆その内証は苦しかったように聞いている。
明治時代になってもやはりその通りで、一回の興行に三日か四日も売切れると、世間では眼を丸くし、新聞でも麗々しく書き立てたものである。今から考えると、何だか嘘のようでもあるが、これを語っているわたしすらも、十七、八歳の頃までは、劇場というものは滅多に満員になるわけのものではない、七、八分ならば結構、五、六分ぐらいが普通であると思っていた。現に中村歌六は片岡我童や市川権十郎と一座して、土間の観客たった一人という芝居を演じた例があるといい、市川新十郎も観客三十六人という芝居に出逢ったことがあるという。