후리가나로 읽는 일본 고전
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めいじげきだん ランプのもとにて
明治劇談 ランプの下にて
岡本 綺堂
岡本 綺堂의 明治劇談 ランプの下にて(めいじげきだん ランプのもとにて)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 167,283자 · 329화면
「山伏摂待」の幕のあく前に、求古会員が繋がって団十郎の部屋を訪問することになったので、わたしもそのあとに付いて楽屋にはいった。わたしは「赤松満祐」当時の第一印象がよろしくなかったので、団十郎の談話などを聴くのを好まなかったのと、きょうは求古会の先生方が大勢ならんでいるのとで、わたしは末座のうしろの方に小さくなって控えながら、むなしく其処らをきょろきょろ眺めたりしていたので、皆んなが何を話していたか能くは記憶していない。しかし団十郎のからだの都合であろう、きょうは案外に話が早く済んで、約十五分間の後にそこを出ると、俳優らしい若い男が廊下に待っていて、我々になにか声をかけた。それは菊五郎の弟子で、自分の部屋へもちょっと寄ってくれというのであった。
かれに案内されて、更に菊五郎の部屋にはいって、わたしは面長で、色の白い、年の割には頭の薄く禿げかかっている、四十歳ぐらいの俳優の顔を初めて見た。団十郎の口の重いのに引きかえて、彼は極めて流暢な江戸弁でそれからそれへと休みなしに話しつづけた。その愛嬌に富んだ眼を絶えず働かせているのも、わたしの注意をひいた。そのなかでわたしの記憶に残っているのは、求古会のある人が彼にむかって、今度の代り役の義経は本役よりも評判が好いようだと言うと、菊五郎は急に真面目になって、「ほんとう