후리가나로 읽는 일본 고전
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あさくさふどき
浅草風土記
久保田 万太郎
久保田 万太郎의 浅草風土記(あさくさふどき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 162,294자 · 318화면
、「貸浴衣汗雷」の真野屋徳兵衛実は神道徳次と御殿女中竹川実はすばしりお熊との茶屋の二階での馴れそめのくだりをみ、ついでに次ぎの真野屋のゆすりを約半分……とはッきりそういってしまっては「ほんの一トまく覗いただけ」とまえにいったのがうそになりますが、とにかくそれだけみて時計の七時すぎたのに驚いていそいで外へ出ました。――さすがにもう暮色は感じられるものの矢っ張まだ明るい。……折から上げ汐の、たッぴつにもりあがった水の、つながれた大きな船の岸より高くたゆたに浮んでいる川のふちをあるいて、狭いその裏みちづたいに不動さまの境内……あのしずかな梅ばやしの中へ入りました。――黄昏の、月の出汐の、人っ子一人通らない、うそのようにしずまり返ったそのけしきをいまなお仄かに夢のようにおぼえています。――「深川」というといまでもそのけしきがなつかしく眼に浮びます……
そのときの深川座に出ていた役者ですか?――おぼえていますとも、ええ。――桃吉だの、栄升だの、蝶昇だの。……桃吉は後に高麗三郎になり、栄升は後に莚十郎になり、蝶昇は後に吉兵衛になりました……高麗三郎も吉兵衛も死にましたが、莚十郎はまだ達者で、去年左団次が露西亜へ「カブキ」