후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
あさくさふどき
浅草風土記
久保田 万太郎
久保田 万太郎의 浅草風土記(あさくさふどき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 162,294자 · 318화면
さがみやもまた、いままでの店舗を二つに仕切って、「めりんすと銘仙」の見世を一方にはじめたのである。”
……ひょうきんなその洋傘屋というのは、吉見屋とおなじ田原町の、源水横町の角にあった二ノ宮という大きな店だった。“赤い大きな目じるしのこうもり傘を屋上高くかかげた”ことにうそはなかったので、ただし、そのこうもり傘は一つだけでなく、いくつものものを、小、中、大、と、三蓋笠のような恰好に吊り下ろしてあったのである。
“松田”という料理屋は、銀座に、明治以前からあった、“松田の仇討”という二番目狂言で有名な“松田”と、おもうに、同系統の店だったろう。南側、雷門寄りの東仲町にあった角店の大きな構えは、その側面によこたわった狭い通りに、“松田の横町”という名称をつけさせた。その店のあとの、やがて、“アメリカ”というカフェーになったのは(それは、じつに、浅草に於けるカフェーらしいカフェーの草分だった)震災すこしまえのことだった。その後、“オリエント”と名前を替えたのは、排日問題のうるさくなった、そのとばッちりをうけたからだったが、一度、ぼくは、講談の悟道軒円玉と落語の入船亭扇橋とをここに誘ったことがあった。