일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

みちくさ

道草

夏目 漱石

夏目 漱石의 道草(みちくさ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 145,812자 · 293화면

아오조라 문고

四十

尤もこの西洋人は上靴を穿いて、島田の借りている部屋の縁側までのそのそ歩いてくる癖を有っていた。御常が癪の気味だとかいって蒼い顔をして寐ていると、其所の縁側へ立って座敷を覗き込みながら、見舞を述べたりした。その見舞の言葉は日本語か、英語か、またはただ手真似だけか、健三にはまるで解っていなかった。

四十

西洋人は何時の間にか去ってしまった。小さい健三がふと心付いて見ると、その広い室は既に扱所というものに変っていた。

扱所というのは今の区役所のようなものらしかった。みんなが低い机を一列に並べて事務を執っていた。テーブルや椅子が今日のように広く用いられない時分の事だったので、畳の上に長く坐るのが、それほどの不便でもなかったのだろう、呼び出されるものも、また自分から遣って来るものも、悉く自分の下駄を土間へ脱ぎ捨てて掛り掛りの机の前へ畏まった。

島田はこの扱所の頭であった。従って彼の席は入口からずっと遠い一番奥の突当りに設けられた。其所から直角に折れ曲って、河の見える櫺子窓の際までに、人の数が何人いたか、机の数が幾脚あったか、健三の記憶は慥かにそれを彼に語り得なかった。