일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

みちくさ

道草

夏目 漱石

夏目 漱石의 道草(みちくさ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 145,812자 · 293화면

아오조라 문고

六十六

それほど自分が悪いと思っていない頑固な健三も、微笑するより外に仕方がなかった。

「離れればいくら親しくってもそれぎりになる代りに、一所にいさえすれば、たとい敵同志でもどうにかこうにかなるものだ。つまりそれが人間なんだろう」

健三は立派な哲理でも考え出したように首を捻った。

六十六

御常や島田の事以外に、兄と姉の消息も折々健三の耳に入った。

毎年時候が寒くなるときっと身体に故障の起る兄は、秋口からまた風邪を引いて一週間ほど局を休んだ揚句、気分の悪いのを押して出勤した結果、幾日経っても熱が除れないで苦しんでいた。

「つい無理をするもんだから」

無理をして月給の寿命を長くするか、養生をして免職の時期を早めるか、彼には二つの内どっちかを択ぶより外に仕方がないように見えたのである。

「どうも肋膜らしいっていうんだがね」

彼は心細い顔をした。彼は死を恐れた。肉の消滅について何人よりも強い畏怖の念を抱いていた。そうして何人よりも強い速度で、その肉塊を減らして行かなければならなかった。

健三は細君に向っていった。――

「もう少し平気で休んでいられないものかな。責めて熱の失くなるまででも好いから」