후리가나로 읽는 일본 고전
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みちくさ
道草
夏目 漱石의 道草(みちくさ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 145,812자 · 293화면
四
しかし次の日曜が来たとき、彼はふと途中で二度会った男の事を思い出した。そうして急に思い立ったように姉の宅へ出掛けた。姉の宅は四ッ谷の津の守坂の横で、大通りから一町ばかり奥へ引込んだ所にあった。彼女の夫というのは健三の従兄にあたる男だから、つまり姉にも従兄であった。しかし年齢は同年か一つ違で、健三から見ると双方とも、一廻りも上であった。この夫がもと四ッ谷の区役所へ勤めた縁故で、彼が其所をやめた今日でも、まだ馴染の多い土地を離れるのが厭だといって、姉は今の勤先に不便なのも構わず、やっぱり元の古ぼけた家に住んでいるのである。
四
この姉は喘息持であった。年が年中ぜえぜえいっていた。それでも生れ付が非常な癇性なので、よほど苦しくないと決して凝としていなかった。何か用を拵えて狭い家の中を始終ぐるぐる廻って歩かないと承知しなかった。その落付のないがさつな態度が健三の眼には如何にも気の毒に見えた。
姉はまた非常に饒舌る事の好な女であった。そうしてその喋舌り方に少しも品位というものがなかった。彼女と対坐する健三はきっと苦い顔をして黙らなければならなかった。
「これが己の姉なんだからなあ」