후리가나로 읽는 일본 고전
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ゆきぐにのはる
雪国の春
柳田 国男
柳田 国男의 雪国の春(ゆきぐにのはる)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 136,000자 · 266화면
五
十五日は黄金餅と称して、粟の餅をつく習いがあった。家によっては十一日の物ハダテすなわち雪の上の田植を、この朝執り行う例もあった。山畠の雪の中に高い柱を立て、一方には杭を打ってその間に縄を張り、ヒサグワクという麻糸の糸巻、瓢箪などをつり下げた所もあった。杭の頭には古草履、古藁鞋の類を、いくらともなく縛りつけてあったという。
五
こうして端から書き抜くと長くなるが、真澄のように方々の正月を、一人で見てあるいた人はないのだから、ことにその観察には教えられることが多い。仙台の近村で今も行わるる田植踊り、いわゆる弥十郎・藤九郎のエンブリ摺り一行は、徳岡の村では十八日の朝やってきた。本来はカセギドリの群れから分化したものと、自分らは推測しているのだが、もうこの時代からこの地方でも伎芸となって、これを業とした部曲があったらしい。田植の祝言の中には注意すべき文句が多かった。例えば早乙女には妊娠を喜んだ心持が述べてある。田人の一行の中には瓢箪の片割れに、眼鼻を彫り白粉を塗ったものを、被ってくる者もあったという。ついこの間幸田先生から朝鮮のヒョットコだといって贈られたのが、やはりこの瓠製の素朴なものであった。