후리가나로 읽는 일본 고전
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くろふねぜんご
黒船前後・志士と経済他十六篇
服部 之総
服部 之総의 黒船前後・志士と経済他十六篇(くろふねぜんご)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 121,901자 · 247화면
その期間、「アラバマ問題」の米英緊張はすこしもよくなっていない。国務長官フイシュはその間一八六九年六月と、十二月と一八七〇年一月の三度にわたって、アラバマ号問題解決のため英国にカナダ割譲の意志があるかどうか、きわめて外交的な仕方ではあるが打診をくりかえしている。ワシントン駐在の英国要人は「もしカナダが自ら合衆国に併合されることを望むならば、英国は特に妨げないけれども、しかしそれが奪いとられるのであれば一戦をも辞さないであろう」と言明している。
東京外交界における英公使パークスの敗退は、きわめて妙なことから、へきれきのごとく降って湧いた。いわゆるロンドン公債――正式には「日本帝国政府英貨百万ポンド海関税公債」――が、ロンドンで発表されたのは一八七〇年四月二十三日(明治三年三月二十三日)の新聞紙上であった。この公債のための日本帝国政府代理人は、英国最高バス勲位ホレーシォ・ネルソン・レーという、清国総税務司をつとめあげた紳士で、駐日公使ハリー・パークスの親友であった。この親友が、日本政府との契約書では年一割二分の利子をとる。しかるに、発表されたロンドン公債は年九分の利子でしかない――つまり、日本政府に無断で三分の利子さやを稼ぐこんたんであることが、この日はじめて明瞭になったのである。