후리가나로 읽는 일본 고전
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くろふねぜんご
黒船前後・志士と経済他十六篇
服部 之総
服部 之総의 黒船前後・志士と経済他十六篇(くろふねぜんご)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 121,901자 · 247화면
十三日といえば、十二月九日の討幕派クーデター(徳川家の領地を天皇に納めることを命じた小御所会議)から半月のち、薩摩屋敷を焼打して内戦の決意を示す二日まえのことだから、いずれ相当な金額でとったものに違いないが、米公使デ・ロングの肚としては、薩長をバックする英公使パークスの鼻をあかすつもりだったには違いない。
さて二月十日(明治二年)に日本政府は米公使デ・ロングにたいして、新政府は鉄道を日本人民に経営させる方針だからボルトメン利権は認めないといって断るが、この口実は英公使パークスの入知恵によるものだった。デ・ロングはむろんひきさがらない。この問題をめぐる両国公使のさやあてはいろいろとあるが、終始一貫パークスの勝利で、日本国有鉄道建設をうたったロンドン公債の秘密契約が調印されたのが明治二年十一月十二日、ボルトメン利権を強引に否定する回答をデ・ロングがうけとったのが明治三年一月六日、これにたいして本国政府に照会したうえで厳重な警告を日本政府に通告するのが四月十二日、以上明治二年十一月から三年四月にいたる日本鉄道をめぐる英国の勝利の時期は太陽暦一八六九年十二月下旬から七〇年五月上旬にいたる期間である。