후리가나로 읽는 일본 고전
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くろふねぜんご
黒船前後・志士と経済他十六篇
服部 之総
服部 之総의 黒船前後・志士と経済他十六篇(くろふねぜんご)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 121,901자 · 247화면
現今世界中海軍の勢威を輝かす英米両国互に兵端を開けば、必ず南仏陸地に於て勝負を決したる覆轍(普仏戦争一八七〇年七月宣戦――九月セダン大敗)に出でざる事知るべし。若し此争闘両三年の久を経る時は、東洋の諸国之が為に利害を蒙らざるを得ず。……
米人の説に、今若し英米戦争を開かば、魯兵直ちにインドを掠奪すること疑なしと。魯威インドに揮ふ時は、東洋の諸国自から漸々その害を蒙らざるを得ず。此時に至らば米国は直に“カナダ”を奪ひ、海軍を以て英の“アイルランド”を衝て之を取るべし。是此島の住民等英政府を厭ひ、その政府に服従せざるを以てなり。
然れども就中英は海軍の全備せるを以て、直に米国の大西洋に対したる海岸の諸港を襲はるる事疑なしと云へり。此両国の訴訟未だ決定に至らざるを以て、竟に争端を起すに至る乎、平和に事を鎮する乎、両国の人民と雖も之を卜とする事能はず。然れども是等の事理を推し我国の事情に基き熟考する時は、実に背汗を濡らさざるを得ざるなり、諸君幸に同志と謀り、深思熟慮能くその良策を得て、以て時機を誤るなかれ。頓首百拝。」
この手紙に気がついた時から、わたしは一つの発想を得て、維新外交史でこれまで見落していた方面を、しらべなおすことをはじめたのであるが、その途上の文章に、去年『キング』