일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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くろふねぜんご

黒船前後・志士と経済他十六篇

服部 之総

服部 之総의 黒船前後・志士と経済他十六篇(くろふねぜんご)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 121,901자 · 247화면

아오조라 문고

女流作家にしても、このわたしにしても、雑誌社の注文原稿を原稿紙にこつこつと書いてゆくありかたは、この民主主義的資本主義日本の昭代における立派な手工業者の範疇にぞくしているのだが、女流作家で風俗雑誌の経営者になったような人々は、天保年間の蓮月尼において立派な先輩を見出すわけである。

明治元年彼女は七十八歳だった勘定になる。西加茂神光院の茶所にずっと住っている。いまはそこで、蓮月尼の絵はがきを買うことが出来る。

明治八年といえば八十五歳になる。まだれいのやりかたで蓮月焼はつくっていたらしい。その八月十八日の『東京曙新聞』に、つぎのような記事がある。

「昨十七日の読売新聞に西京の蓮月尼の宅へ近頃泥坊の這入った事が書いてありますがこの尼さんの風流好きで歌が上手のうえに、手作の瀬戸細工に名の高い技は新聞にある通り、皆さん御承知の事でございますが、西京の人から本社へ知らせてきました所は少々事実が違っています。どちらがうそかほんとうかその段においては分りませんが、皆さん御見合せのために知らせのままにかき載せます。さてその泥坊が尼さんに金を借してくれよというに、少しも騒がず手箪笥の中から一包の金(百円包のよし)を取出し与えますと、泥坊はこれほどまでとは思いもよらず肝をつぶした様子なりしが、なおも大胆に今度は腹がすいたから