일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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くろふねぜんご

黒船前後・志士と経済他十六篇

服部 之総

服部 之総의 黒船前後・志士と経済他十六篇(くろふねぜんご)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 121,901자 · 247화면

아오조라 문고

それを河野磐州自身のファミリーヒストリーについてみるなら、純封建的「豪族」河野氏の世系は、磐州の祖父の代にいたって、地主であり郷士であり、名目上の禄百石と五人口を給さるる藩士でさえあって、しかも呉服太物業・魚問屋・酒屋を経営していた。一介の郷士にしてたとい名目上とはいえ(「新地」すなわち未開墾地を給された)百石の高禄に擬せられた栄誉の根源は、ほかならぬそのブルジョア的な側面による致富にあった。その時代は、この祖父の室リキ子が白河楽翁侯の養母清照院の侍女であったことを挙げればわかる。幕末の諸小国家を純封建的搾取体制のはてしなき窮乏からたて直おすための「殖産興業」が、この「賢侯」によって東北諸藩の日程にのぼされたその時代である。

磐州の家はその後、父、兄の二代――文政天保度からぎりぎりの幕末にかけて、そのブルジョア的経営面において栄枯があり、磐州自身の年譜の上でも、十二歳から十四歳まで(万延元年―文久二年)二本松の商家に見習にやられ、逃げ帰って志を治乱に立て、水戸天狗党(元治元年十六歳)に際しては「同志」とともに応じて危うく一命を保ち、戊辰内乱(二十歳)に当っては民兵を組織して三春藩論を「帰順」