일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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さんごくし

三国志(五)

吉川 英治

吉川 英治의 三国志(五)(さんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N1. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N1 · 고급 · 신자체·신가나 · 325,249자 · 653화면

아오조라 문고

孔明は、ひざまずいて再拝した。

孫権は鷹揚に、半礼を返し、

「まず……」

と、座へ請じた。

その上座をかたく辞して、孔明は横の席へ着いた。

そして玄徳からの礼辞を述べた。声音すずやかで言葉にもむだがない。対する者をして何かしら快い感じを抱かせるような風が汲みとられる。

「遠路、おつかれであろう」

孫権はねぎらう。

文武の大将は遠く排列して、ただひそやかに一箇の賓客を見まもっている。

孔明の静かなひとみは、時折、孫権の面にそそがれた。

孫権の人相をうかがうに碧瞳紫髯――いわゆる眼は碧にちかく髯は紫をおびている。漢人本来の容貌や形態でない。

また腰かけていると、その上躯は実に堂々と見えるが、起つと腰から下がはなはだ短い。これも彼の特徴であった。

孔明は、こう観ていた。

(これはたしかに一代の巨人にはちがいない。しかし感情昂く、内は強情で、精猛なかわりに短所も発し易い。この人を説くには、わざとその激情を励ますのがよいかも知れぬ)

二

香の高い茶が饗された。

孫権は、孔明にすすめながら、共に茶をすすって、

「新野の戦はどうでした。あれは先生が劉予州を扶けて戦った最初のものでしょう」