일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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さんごくし

三国志(五)

吉川 英治

吉川 英治의 三国志(五)(さんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N1. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N1 · 고급 · 신자체·신가나 · 325,249자 · 653화면

아오조라 문고

建安十四年の冬の初め、華麗なる十艘の帆船は、玄徳、趙雲以下、随行の兵五百人を乗せて、荊州を離れ、長江の大河に入り、悠々千里を南下して呉へ向った。

呉の都門へ入るに先だって、趙雲は孔明から渡された錦の嚢を思い出し、その第一の嚢を開けてみた。すると中の一文には、

(まず、喬国老を訪え)と、書いてあった。

喬家の老主といえば、隠れもない呉の名家である。かつては、曹操までが想いを寄せていたといわれる姉妹の二美人――二喬の父であるばかりでなく、その姉は、呉侯の先代孫策の室に入り、妹は現に、周瑜の夫人となっているので、今ではおのずからこの国の元老と目され、しかもそれに驕らず、彼自身の人がらは昔どおり至って正直律義なところから、なおさら上下の信望は篤く、

喬国老、喬国老。

と、国宝的に一般から崇敬されている人だった。

――まずこの人を訪え。

という孔明が嚢中の言にしたがって、玄徳と趙雲は、相諮って、船中の佳宝や物産を掲げ、また兵士をして、羊をひかせ、酒を担わせ、都街の人目をそばだたせながら、まず喬国老の家へいきなり行った。

鴛鴦陣

一

喬国老の邸では、この大賓をふいに迎えて、驚きと混雑に、ごった返した。