후리가나로 읽는 일본 고전
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しょうせつ ほととぎす
小説 不如帰
徳冨 蘆花
徳冨 蘆花의 小説 不如帰(しょうせつ ほととぎす)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 129,742자 · 256화면
こともまれなれば、家運はおのずから止める水のごとき模様あり。実家にては、継母が派手な西洋好み、もちろん経済の講義は得意にて妙な所に節倹を行ない「奥様は土産のやりかたもご存じない」と婢どもの陰口にかかることはあれど、そこは軍人交際の概して何事も派手に押し出してする方なるが、こなたはどこまでも昔風むしろ田舎風の、よくいえば昔忘れぬたしなみなれど、実は趣味も理屈もやはり米から自分に舂いたる時にかわらぬ未亡人、何でもかでも自分でせねば頭が痛く、亡夫の時僕かなんぞのように使われし田崎某といえる正直一図の男を執事として、これを相手に月に薪が何把炭が何俵の勘定までせられ、「母さん、そんな事しなくたって、菓子なら風月からでもお取ンなさい」と時たま帰って来て武男が言えど、やはり手製の田舎羊羹むしゃりむしゃりと頬ばらるるというふうなれば、姥の幾が浪子について来しすら「大家はどうしても違うもんじゃ、武男が五器椀下げるようにならにゃよいが」など常に当てこすりていられたれば、幾の排斥もあながち障子の外の立ち聞きゆえばかりではあらざりしなるべし。
悧巧なようでも十八の花嫁、まるきり違いし家風のなかに突然入り込みては、さすが事ごとに惑えるも無理にはあらじ。