일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんぺんちゅうしんぐら

新編忠臣蔵

吉川 英治

吉川 英治의 新編忠臣蔵(しんぺんちゅうしんぐら)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 337,181자 · 676화면

아오조라 문고

呼びとめられたのは、今、暖簾の外を、小走りに通りかけた十八ぐらいな小間使で、すぐ先の、松坂町の吉良家の召使であった。

お粂は、呼ばれることを、実は心で待っていたように、すこし顔を紅らめて、暖簾の蔭から、

『善兵衛さん、なアに?』

『何処へ行らっしったんです、お澄ましで』

『実家まで』

『お実家へ。へへへ、おっ母さんのお乳をたんと吸って来ましたね』

『そうじゃない、お父っさんが、すこし加減がわるかったからですよ』

『何はともあれ、わたくしの店先をお通りになって、横を向いて、素気なくお通りになるなんて、善兵衛、お恨みいたしますぜ』

『あら、横なんか向いて通りはしないじゃないの』

『ああわかりましたよ』

『なあに』

『きょうは、私一人だけしか、店に見えなかったからでござんしょう。――従弟の右衛門七が見えないから』

『まあ、善兵衛さんたら、ほんとに、邪推ぶかい』

『困るんでさ、まったく、私ときたら、男のくせに嫉もちやきでね。……まあ、お寄んなさいな。寄らなければいい。こんど、お友達のお鈴さん、小枝さん、みな様がお買い物にみえたら、たんとお喋舌りをいたしますよ』

『なにを。何を』