후리가나로 읽는 일본 고전
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めいじげきだん ランプのもとにて
明治劇談 ランプの下にて
岡本 綺堂
岡本 綺堂의 明治劇談 ランプの下にて(めいじげきだん ランプのもとにて)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 167,283자 · 329화면
粂八はその後、ここの舞台で「実録先代萩」の局浅岡や「処女評判善悪鑑」の娘お浅などを見せた後、さらに浅草の吾妻座に移って、そこでは「菅原」の梅王と菅丞相や、「月笠森」のおきつとおせんや、「於伝仮名書」の高橋お伝などを見せていたが、恐らくその当時が彼女の全盛期であったのであろう。女団洲粂八の名は東京中に知れ渡って、その名声嘖々たるものであった。
ここに記憶すべき出来事は、その年の八月、劇場における男女合併興行は今後差支えなしということを、警視庁から新たに認可されたのであった。どういう動機からこうなったのか、わたしも能くは知らないが、やはりかの演劇改良論から出発して、欧米各国では男優女優が一緒に舞台に登っているのに、わが国だけがそれを禁止する法はないという議論が当局を動かしたのであるらしい。いずれにしても、江戸以来の禁制が初めて解かれたのであるから、劇界近来の椿事として、当事者は勿論、一般好劇家の注意をひいた。
外国でも昔は女形という者があったが、今日ではまったく廃れてしまって、女の役はすべてほんとうの女が勤めているということは、十余年前から新聞紙上などにもしばしば記されていた。